占い師を職業にすることで、メリットがたくさんあります。
その一方で、占い師になることで、意外と忘れがちなリスクやデメリットがあります。
良くも悪くも占い師って結構大変な職業ですからね。
ここでは私が感じる占い師になるリスクやデメリットをまとめました。
占い師には意外なリスクとデメリットがある
占い師という職業はサービス業の一種です。
サービス業とはいえ、やはり一般的なサラリーマンのような職業とは違うリスクやデメリットがあります。
私が感じる占い師の大きなリスクは、「人の人生を変えてしまう」ということです。
相談者の後押しになて良い方向に人生が好転すれば幸せなことなのですが、逆に依存させてしまうこともあります。
対応次第で相談者とトラブルになることもあるので、自分の対応次第で相談者の人生を簡単に左右してしまう部分はリスクがある職業だと思います。
占い師のデメリットは、やはり「怪しまれる」ということです。
一般的な職業でもコンサルタントって怪しいですよね。
それと同じように、むしろそれ以上に怪しい職業に思われることはデメリットでしょう。
占い師=怪しいというのは、一般的な認識です。
他にもリスクやデメリットがあるので、次の項目で具体的に見ていきましょう。
占い師のリスク・デメリット
リスクは危険性、デメリットは短所です。
どちらにも共通する部分もありますが、一応分けてご紹介します。
占い師のリスク
- 思わぬトラブルに巻き込まれる
- 霊に憑依されている
- 病みやすい
占い師を職業にするリスクとして、冒頭で挙げた「相談者の人生を変えてしまうこと」だけでなく、想定外のトラブルに巻き込まれたり、あなたが体調を崩すといったリスクがあります。
たとえば、占いが当たらなかったという理由で、逆恨みされたり、営業妨害されなどのトラブル。
他にも霊感商法のような勧誘があったりして、それを断ると嫌がらせされるということも実際にあります。
また、特に霊感が強い場合ですが、相談者が霊を連れてきたり憑依されていることもあります。
霊感がなくても、共感度が高かったり、かなり重たい相談を立て続けに受けると、精神疲労が半端ないです。
あなたの性格にもよりますが、病みがちになったり、体調に影響が出やすいこともリスクの一つでしょう。
占い師のデメリット
- 社会的地位が低い
- 収入が不安定
- 無理難題な相談がくる
占い師はとにかく怪しい職業です。
社会的地位が低いことや無理難題な相談は、わかりやすい占い師のデメリットです。
占い師と聞くと、詐欺師、霊感商法、宗教などのイメージもあり、どうしても胡散臭い印象を与えてしまいます。
ローンを組めなかったり、クレジットカードの審査に通りづらかったり、家を借りる時も苦労することがあります。
占い師はある程度の人気が出たり、固定客が持てるまでは収入が不安定になります。
景気に左右されやすい面があり、収入にも影響があります。
不景気だと占い師は相談者が増える傾向ですね。
また、占いは当て物だと思って「目に見えない力」に依存したり、占い師に頼りきる相談者もいます。
「宝くじの当選番号を教えてほしい」「寿命を教えてほしい」「呪いをかけてほしい」などの無理な鑑定を依頼されて困ることがあります。
非現実的な相談や人には絶対に言えないような悩みを打ち明けられるのは、占い師ならではのデメリットですね。
占い師はメリットも大きい
ここまで占い師を職業にするリスクやデメリットをお伝えしました。
「なんだか嫌だなー」「占い師になっても大丈夫かなー」と思う部分もあったと思いますが、占い師はメリットも多い職業です。
簡単に始められる
占い師は開業資金が不要です。
資格も必要ないので誰でも気軽に始められます。
ネットだけで済む
リアル店舗を持たなくても、メール鑑定や電話鑑定など、ネットを利用して仕事ができます。
集客や鑑定料金の支払いなども、ホームページなどのWEBシステムを使えば、ネットだけで済ませることが可能です。
ビジネス展開が豊富
占い師は人を占う鑑定士だけでなく、雑誌やwebコンテンツのライター、本の出版、占い講師など、さまざまなビジネスチャンスがあります。
占いを武器に、鑑定以外の他のビジネス展開が幅広くあります。
一生困らない
占い師には定年がなく、老後も続けられます。また、人の悩みがある限り、占い師はなくなりません。
占いというスキルは生涯役に立つので、占い師は一生困らない職業と言えます。
集客さえできれば、生涯にわたって収入が確保できるので、年金が当てにならない現代にかなり大きなメリットでしょう。
時間や場所を選ばない
ネットさえあればどこでも鑑定ができるため、極端な話、世界中を旅行しながらでも可能!
かなり自由な職業なので、パソコン1台もしくはスマホさえあれば、世界中のどこにいても仕事ができてしまうのです。
副業に向いている
占い師は、好きな時間に好きなだけ働けるため、副業として人気があり、アルバイトにも最適です!
個人はもとより占い会社に所属していても、働く時間を自由に設定することが可能です。
本業と両立しやすく、実際に電話占い(占い会社に所属)は副業でやっている人がかなり多いです。
やり方次第で、新人の占い師でも効率的に集客して収入を得ることができます。
リスクが限りなくゼロ
開業資金がかからず、開運グッズなどの物販をしない限り在庫も抱えないので、金銭的リスクが低い(ない)です。
賃貸を借りてお店を出すなら別ですが、基本的にお金がかからないので資金繰りの心配も不要です。
一人でできる
一人でできるビジネスなので、仲間内でのしがらみや職場での面倒な人間関係がありません。
占い会社に所属していても、最低限の人付き合いで済みます。
収入が大幅にアップする
占い師は働きやすさから副業で気軽に稼ぐことができ、歩合制が基本なので頑張れば頑張っただけ収入が増えます。
また、人気が出てこれば、テレビや雑誌に取り上げられたり、知識が豊富な人は本やセミナーなどで活躍でき、大きな収入が見込めます。
占い師はブレイクすれば爆発的に稼げるビッグビジネスなのです!
再就職に強い
一般的にはブランクがあると再就職に響きますが、占い師はブランク期間が長くても簡単に復帰できる職業です。
占いのスキルさえあれば、いつでも占い師の仕事に戻れます。
年齢制限がない
普通の仕事は定年や年齢制限がありますが、占い師にはまったくありません。
10代で始めても、80歳で始めてもなんら問題ありません。
占い師は、若いよりも年を取る方が貫禄が出てハクがつくので有利になるくらいですよ
女性に優しい職業
占い師は年齢や性別に関係なくできる仕事ですが、占いに興味を持つのは女性のほうが多いです。
女性同士だと共感しやすい面があり、女性占い師の方がやや有利な傾向があります。
自由に働ける環境なので、働き方から見ても女性に優しい職業です。
人間関係が充実する
人を相手にする仕事なので、いろんな人との出会いがあります。
実力次第では政治家、大企業の社長、有名人などと仲良くなることも夢ではありません。
ターゲット層によりますが、著名な方と交流を持つこともあるでしょう。
やりがいがある
お客さんが自分のアドバイス(占い)で、問題が解決したり笑顔になる姿を見るのはとても嬉しいことです。
人の人生に関わることもあるので責任重大ですが、とてもやりがいのある職業です。
自分を占える
腕が上がれば、自分自身を占って開運ができるようになります。
お客さんだけでなくあなた自身もより充実した生活が送れます。
コミュニケーション力が身に付く
占いは人の話を聞くプロなので、周りの人との関係が良くなります。
占いを通してコミュニケーション能力が高くなるので円滑な人間関係が築けます。
他の業種と仕事の相性が良い
「カフェ+占い」
「居酒屋+占い」
「合コン+占い」
「キャバクラ+占い」
といった、飲食店やイベント会社などの他の業種と相性が良く、さまざまな働き方ができます。
集客力がアップするので、占い師はいろんな業種で重宝されます。
人から感謝されることが増えたり、あらゆる業界の人が占いを利用するので、経験が増えれば増えるほど自然と情報通になったりと、たくさんの魅力があります。
占い師のリスクとデメリットのまとめ
占い師はリスクやデメリットもありますが、メリットが大きく魅力的な職業です。
占い師になると、ローンなどで社会的に苦労するリスクがありますが、収入など総合的に判断されるので必ずしもそうではありません。
多少のデメリットはあれど、占いのスキルさえあれば、副業でも本業でも一生続けられる職業です。
一生続けられる職業であり、好きな時間に好きなだけ働ける、自由度の高さも魅力的ですね。