占い師になる方法

占い師が使う心理学テクニックとは?悪用厳禁!

当たる占い師が使う心理学
当サイトはプロモーションが含まれています

よく当たる占い師っていますよね。

たとえば、テレビで見る占い師は相談者のことを言い当てています。

過去のことをズバズバと言い当てたりする光景はよく見ますよね。

なぜあれほど的確に過去を当てることができるのか。

これから占い師になるなら、当たる占い師になりたい方は多いでしょう。

この「占いが当たる」というのは、心理学テクニックを使っている場合があるからです。

詐欺に悪用されることもあるくらい、人の心を読んで占いが当たっていると思わせることができます。

ここでは当たる占い師の秘密として、よく使われている心理学のテクニックについて解説します。

これから占い師になりたい方だけでなく、詐欺占い師に騙されないために相談側の方も知っておくといいですよ!

心理学テクニックで当たる占い師になれる

「占いはそもそも当たるのか」
「なぜ当たっているように見えるのか」

占いに関してはいろんな疑問があるかと思います。

すべての占い師があなたの過去や未来が見えているわけでも霊感があるわけでもなく、心理学と経験に基づいたデータを上手に活用して当てています。

心理学を使うことで占いは当たっていたり当たっているように感じたりするわけです。

もちろん中には本当に霊感がある占い師もいますが、TVで話題の占い師だって全員に特別な能力があるわけではありません。

けっこうテレビ出でている占い師さんは番組の台本もあるし、ヤラセ的な行為も多いと聞くので、エンタメとして楽しむのが良いかと思います。

そういえば、中村アナウンサーが占い番組の裏側について「分厚い週刊誌のコピーと台本を見ながら鑑定していた」という暴露がありましたね。

くりぃむしちゅーの上田さんも同じようなことを言っていました。

これは心理テクニック以前の問題ですが、占い師の中には当たっているように感じてもらうために、あらゆる心理テクニックを駆使しているだけの場合がります。

占い師もあなたと同じ普通の人間なので、特殊な能力がなくても誰でも占い師になれるのです。

占い師に霊感が必要ない理由
当たる占い師に霊感は必要ない!その3つの理由占い師と聞くと、なんとなく霊感やオーラが見えるなど、特殊能力がないとなれないイメージがありますよね。 「霊感がないと占い師にはなれ...

ぶっちゃけ心理学テクニックさえあれば、普通に当たると言われる占いになれちゃいます。

だからこそ詐欺に悪用されることも多いですが、そもそも占い師は当てることが目的ではありません。

もし心理学を使うならこれから真っ当な占い師になる方は、あくまでも相談者の為になるような使い方をしましょう。

あなたが占い師に相談するなら、心理テクニックを使って騙そうとする占い師に注意してください。

占い師が使う心理学テクニック

占い師が使う心理学テクニックにはどんなものがあるでしょうか。

  1. ホットリーディング
  2. コールドリーディング
  3. バーナム効果
  4. イエスセット
  5. 確証バイアス
  6. ジーンディクソン効果
  7. レトロフィッティング

この7つの心理学テクニックがありますが、ホットリーディングやコールドリーディングはかなり有名というか定番です。

悪用して詐欺にもよく使われています。

全ての心理学テクニックに言えますが、「この占い師は私のことを理解してくれている」と思ってもらうことが重要です。

なので「当てること」を意識しすぎると失敗します。

そのあたりを注意しつつ、占い師がどのようにして使っているのか、実例を混ぜながらみていきましょう。

ホットリーディング

占い師が使うテクニックの代表でしょう。

占い師が相談者について、事前に調べた情報を使って信頼を得るテクニックです。

ホットリーディングを使って相談者を騙す、詐欺占い師もいます。

あたかも「今占ってわかった」かのように印象付け、霊視によって見えたかのような印象を与えます。

わかりやすいのは、TVでよく見るような占い師。

たとえば、芸能人の過去や家の内装を占いでバンバン当てていて、その芸能人を驚かせていますよね。

過去の経験や人生のターニングポイントなどもそうですね。

あれは予め事前調査して知っている情報を使っているので、当たるのは当たり前です。

複数のスタッフを使って大掛かりな大調査をしている場合もあるそうで・・

過去を当てるのなんて朝飯前かもしれません。

スキャンダルだってその情報を占い師がつかんでいたら、「この時期に気を付けたほうがいいよ」と言えます。

テレビアはエンタメなので、当たっているほうが興味を引くし、そう見せるためにこういったテクニックを使う必要がありますよね。

個人の相談者の場合はSNSを調べたり、悪質な占いサイトを利用していたら、その情報を占い師同士で共有しているなんて話も。

実用例

占いの部屋に入った瞬間、「あなたの(亡くなった)父親が隣に見えます」などと言ってあたかも占いで読み取ったかのように伝えます。

これがホットリーディングのテクニックですが、実際はSNSなどで事前に調べた内容だったりします。

コールドリーディング

こちらも知っていると信じさせる心理学のテクニックです。

ホットリーディングとの違いは、コールドリーディングは事前調査なしです。

言葉や見た目などから、その場で初対面の人の人の心を読みます。

露骨な聞き取りをせず、相談者から上手く情報を引き出すため、あたかも「知っている」と信じ込ませるテクニックです。

占い師に限らずセールスマンや警察官、恋愛にも活用できる心理学テクニックです。

相手の表情や姿勢、身振りや声の大きさなどから様々な情報を読み取ります。

実用例

占いで部屋に入ってきた瞬間、椅子に座る前の動作、話し方などからあなたの職業や性格、過去の出来事などを予測します。

たとえば、声が小さい場合は「何か深い悩みがある・疲れている」、全身ブランドファッションなら「見栄・目立ちたい」といった読みができます。

バーナム効果

これは、誰にでも当てはまる抽象的なことを、自分だけに当てはまる内容だと思い込んでしまう心理現象のことです。

占いで相談者を分析するときに、曖昧な表現を使うことで効果が高まります。

相談側がどうにでも解釈できるので、占い師の発言を拡大解釈するため、当たっていると信じやすくなります。

実用例

「慎重派ですが時に大胆になる一面もある」
「積極的ですが実は消極的な一面も持っている」

などを言うことでほとんどの人は「私のことをよく理解してくれている」と捉えます。

ただ人間は誰でも複数の部分を持っているので誰にでも該当することです。

イエスセット

イエスセットとは、何度もイエスと返事をしていると次の質問にもイエスと答えやすくなる心理学に基づいた交渉テクニックです。

最初の質問が「ノー」ではなく「イエス」になる質問をしましょう。

イエスと返ってくる質問を問い続けることで、質問者(占い師)のことを受け入れやすくなる心理状態が生まれます。

これが占い師との信頼関係の構築につながり、「この占い師にだったらなんでも話せる」と思わせたり、アドバイスをより受け入れやすくなります。

実用例

「疲れていますね」
→「そうですね」

と返ってきて、引き続き

「悩んでいますね」
→「そうですね」

という感じで相手のイエスを引き出しお互いの関係性を深めていきます。

確証バイアス

これは日常生活でもよく関わる心理学テクニックです。

人間は考えを肯定する情報ばかり探し、否定する情報は見ないようにする傾向があります。

シンプルに言うと「自分の見たいものしか見ない」ということで、過去の悪い出来事はあまり覚えていなくても良い思い出は今でも鮮明に覚えているでしょう。

友人に指摘されたあなたの悪い部分は頭に残っていなくても、褒められた部分は記憶に残ってたりしますよね。

実用例

占い師に、

「あなたは2ヶ月後にいいことが起こります」

と言われると、相談者は2ヶ月経った後に普段なら気にも留めない些細なことが良く見えるということがあります。

ジーンディクソン効果

数を打てば当たるというやつで、予言者がわかりやすい例です。

人間の心理として、過去に予言をたくさん外していても、一つでも当たれば当たることの印象が強くなります。

そのため、どれだけ予言を外していても、一つでも当たれば実際より的中率が高いように思いこませることができるのです。

実用例

「これから半年以内に職場・家族・友達などの人間関係に変化が起きる」

といった、複数の予言の中から、一つでも当たれば占い師を信じさせることができます。

予言の幅が広く、人間関係なんて半年もあれば何かしら変わる部分がありますよね。

レトロフィッティング

後付けで都合よくこじつける心理学のテクニックです。

最初に曖昧な表現をして情報を伝えて、その後に判明した相談者の情報に合わせて無理やりこじつけます。

あたかも霊感などで当てたように印象付けます。

実用例

「あなたはペットを飼っていませんよね」

相談者はペットなら飼っているとも飼っていないともどちらとも解釈できます。

曖昧な情報から相談者の情報とつじつまが合うようにします。

占い師の心理学テクニックは日常生活でも役立つ

7つの心理学テクニックは、占いだけでなく恋愛や人間関係、仕事場や学校など日常生活のあらゆる場面でも役に立ちます。

  1. ホットリーディング
  2. コールドリーディング
  3. バーナム効果
  4. イエスセット
  5. 確証バイアス
  6. ジーンディクソン効果
  7. レトロフィッティング

名前自体は知らなかったとしても、日頃自然と使っていたテクニックもあるかもしれませんね。

全て心理学に基づいた知識ですが、別に難しいものではありません。

これらをうまく活用することで、毎日の生活で相手からの信頼や好感を今まで以上に得られるようになるでしょう。

ただ心理学テクニックはその使い方などを誤ると時に毒にもなります。

乱用せず悪用せず、適度に正しく使いましょう。

この先、あなたが占い師になるなら、まずは基礎知識をしっかり身に付けてくださいね。

初心者占い師にオススメの占術
「初心者向け」占い師の勉強にオススメの占術と種類も解説初心者が占いの勉強をするなら、どんな種類がいいのでしょう。 「占い」と一言で言っても、その数はおよそ60種類以上あるとも言われてい...

占い師の心理学テクニックのまとめ

当たる占い師は心理学のテクニックを使っています。

詐欺に悪用されることもありますが、どのように使うかはあなたのモラル次第。

ぜひとも正統派の占い師として、相談者の役に立ててくださいね。