占い師になるための勉強は独学でもできますが、学校に通う方法もあります。
有名な占い師に習いたかったり、独学じゃ長続きしないって人にはぴったりでしょう。
しかし、今や占い師の学校はたくさんあり、料金もシステムも違います。
良くない話もあって、トラブルも起こっているので、絶対に占い師の学校選びは失敗したくないですよね。
ここでは、占い師の学校選びのコツや、失敗しないための注意点をまとめています。
占い師の学校はトラブルに要注意!
占い師の学校を選ぶ上で最も重要なのは、悪質な学校を選ばないことです。
特に学校の料金の関するトラブルには注意しましょう。
たとえば、占い師養成コースの講座を受けて、基礎、初級、とステップアップするごとに高額なお金が発生し、全てのカリキュラムを修了するまでに100万近くかかってしまう、なんてこともあるようです。
占いの学校によって、カリキュラムのシステムは全く違います。
授業料が安くても、知らず知らずのうちに膨大なお金がかかってしまうことがあるので要注意!
カリキュラムのシステムをしっかり理解して、占い学校の費用は何にいくらかかるのか、授業料、教材費、セミナー費、授業料以外の追加料金など細かくチェックしましょう。
高額だからダメ!ということではないですが、残念ながらお金儲け主義の学校もあります。
実際にお金に関するトラブルが起こっているので、あまりにも高額な料金がかかる場合は、内訳を確認しましょう。
良い?悪い?占いの学校を選ぶポイント
占い学校を選ぶポイントや良くない占い学校を見極める注意点を紹介します!
占いの講師の評判や相性
ホームページやパンフレットで一見良さそうだな~と思っても、実際に会ってみると「なんか合わない」「授業がわかりにくい」ってこともあります。
(憧れの占い師がいて、「この占い師に習いたい!」と決めているなら別ですが)
学校が開催している無料セミナーや説明会などに参加して、学校がどんな雰囲気なのか、実際に講師に合って自分の目で確認するのが一番です。
また、占い講師がどんな人なのか、評判を知るためにもネットで占い講師の名前を検索して調べてみましょう!
学校のカリキュラム内容や目的が明確
あなたが学びたい占い講座(タロット、手相、九星気学、西洋占星など)や、コース(趣味向け、占い師養成)がある学校を選ぶのはもちろんですが、
- どんなカリキュラム内容なのか
- 学校に通うペース(頻度)や期間
- 何が学べるのか
- どれくらいのレベルになれるのか
授業体制やカリキュラムの目的をしっかりチェックしましょう。
例えば、プロ養成コースのカリキュラムなら、
- 全100講座(授業)を週2ペースで半年間通えば占い師の技術が身に付きます
- ひと月に4回の週1ペースで通って、1年間勉強すれば、占い師として独立できるレベルになれます
など、スクールが定めるカリキュラムの修了期間や、どれくらいのレベルになれるのかを、具体的に明確に掲示してあると安心です。
学校のサポート体制
学校によって、就職先の斡旋をしたり、定期的に仕事情報を提供してくれる、勉学会に参加できるなど、サポート体制が充実している学校があります。
占い師は実力主義ですが、手厚いサポートやフォローがあるとその分チャンスが増えるので嬉しいですね。
ただ、あくまでも占い師の学校は占いの知識や技術を学ぶ場所なので、一般的な専門学校などのように就職先(収入の保証)はないものだと思ってください。
他にも、占い業界のビジネスノウハウが学べるといいですね。
授業の料金が不明瞭
何事もそうですが、値段がわからないってコワイですよね。
占い師の学校の授業料はピンキリですが、あまりにも不明瞭なのはリスクが大きいです。
何にいくらかかるのか、きっちり明示してくれる学校を選びましょう。
占いのライセンスや資格取得の有無
占い師の学校で独自のライセンスを取得できるスクールが増えています。
「きちんと勉強して技術を身につけた」という証明になり、取得を目指す人や取得している占い師をチラホラ見かけます。
ライセンスがなくても占い師になれますが、ライセンス制度がある学校はそれだけ占い師の育成に本気とも言えますね。
ただ、ライセンス取得は学校が定めた講座を修了した後に受験の資格が得られるので、取得まで期間と費用がかかります。
学校はライセンスや修了証が取得できるメリットがありますが、それだけが目的にならないように注意してくださいね。
ライセンス取得もいいですが、占いに役に立つ資格があります。
学校の教材がよくない
表面化されにくいことですが、きちんとした教材が用意されていないスクールが意外と存在します。
たとえば、市販の占い本を使用したり、講師が書いた手書きプリントなど、いかにも手抜き感がある資料を教材として渡すスクールがあります。
教材が確立されていないと、占い自体のノウハウや生徒の実績が乏しかったり、占い師になるためのカリキュラムが揃っていない可能性があります。
どんな教材が用意されているのか、スクール独自の教材があるかどうかの確認は大切だと思います。
占いの学校=保証ではない
占いの学校に通う=安心や保証ではありません。
学校に通うといっても、普通の学校のように毎日ではなく週1から週2、月に4回が定番です。
自分で勉強する時間の方が圧倒的に多いです。
マイペースに学べる独学とあまり大差ないんですよね。
あなた自身が毎日コツコツと自主的に勉強しなければ、授業についていけなかったり知識も身に付きません。
学校に通うこと自体が無駄になってしまいます。
学校は人脈を作れたりモチベーションが保てる部分はありますが、あくまでもサポートを提供してくれる場所でしかありません。
占い師になれるかどうか、占い師として活躍できるかどうかはあなた次第なのです。
学校に通えば占い師になれるわけではないので、学校という環境に安心せず、しっかり勉学に取り組むことをお忘れなく!
占い学校の選び方のまとめ
学校に通うにしても、独学と同じで継続させるためには根気が必要です。
学校によって、通学期間やカリキュラムの内容がバラバラなので、あなたの目的にあった学校を見つけてくださいね。