今も昔もパワーストンは人気がありますからね!
そんなパワーストーンはいろんな効果が期待できる一方、科学的根拠がなく効果がないともいわれます。
なぜパワーストーンは効果がないのか。
科学的な証明はないとはいえ、パワーストーンの研究は日々進歩しています。
ここではパワーストーンに効果がない理由、なぜあなたが持っているパワーストーンに効果がないのか、ということをぶっちゃけます。
個人的にパワーストーンの効果がないというのは嘘だと考えていますが、スピリチュアルが好きな方やこれから占い師を目指す方は気に留めておいて欲しい内容です。
パワーストーンの現実!なぜ効果がないのか
なぜパワーストーンに効果がないのか、その理由は石だからです。
石なのでそれを持つだけでは効果がないのは当たり前。
パワーストーンという言葉を聞くと、いかにも「効果を持つ魔法の石」と感じますがこの言葉は造語です。
科学的に石に不思議な力があることが証明されたから、パワーストーンと名付けられたわけではありません。
故マギーという占術家が作った言葉で、パワーストーンという言葉は「パワーストーンの不思議―強運を招く守護石の神秘」という本で一気に広まったようですね。
ここでいう効果がないという意味は、あくまでもパワーストーンさえ持っていれば、どんな願いも叶うという部分です。
何の努力もないのに願いが叶うことはありません。
そこを前提に科学的根拠の有無やパワーストーンの効果について見ていきましょう。
科学的根拠や効果がないは嘘?海外でのパワーストーンの扱い
パワーストーンに関して海外では研究が進んでいて、医療に使われています。
科学的な証明がないからといって、全く効果がないというもの嘘といえます。
海外ではパワーストーンは代替医療として使われていますが、日本ではほぼオカルト扱いです。
日本は西洋医学一辺倒というのもあるからでしょうね。
なかなか代替医療の情報を目にすることがなく、海外とパワーストーンの扱が全く異なります。
パワーストーンという日本独自の表現がよくないかもしれません。
海外では宝石を意味するクリスタルや、鉱物や結晶を意味するジェムストーンという言葉が使われています。
海外では治療に使われる
パワーストーンを使った医療はいろんな言い方がありますが、クリスタルヒーリング(鉱物振動療法)が最も有名かもしれません。
石が持つ固有の振動が人間の精神や肉体に共振し、正常なバランスにして健康を取り戻すというものです。
方法はさまざまありますが、宝石や天然石を体や周囲に配置して使用します。
全ての物質には固有の周波数で振動しており、これは量子物理学で説明ができます。
占いでは波動という言葉をよく使いますが、波動(振動)はオカルトでも何でもないのです。
ドイツは振動医学が確立されていたり、周波数を使ったものはたくさんあります。
※振動とは何かが振れ動くことで波動はこの振動が伝播すること
科学的な水晶の活用例
周波数や振動について、科学的な活用例があるので紹介します。
パワーストーンの代表「水晶」は、科学的技術で使われているものが沢山あります。
時計・パソコン・カーナビ・液晶テレビなど電子機器に欠かせないものです。
水晶は二酸化ケイ素(石英)で組成される代表的な圧電体です。
圧電体とは、圧力(物体表面に作用する力)や応力(物体内部に作用する力)をかけて歪ませると表面に電圧が発生する結晶のことです。
水晶は電圧をかけると一定のリズムで振動する性質を持ち、安定した振動周波数を発生し続けます。
これは人工水晶でも同様で、周波数を増幅させたり持続させることができるため、人工水晶が使われていることもあります。
電子機器を正常に動かすためには、この水晶が振動により発振する一定の周波数の電気信号の利用が欠かせません。
わかりやすいのはクオーツ時計です。
水晶の振動周波数によって正確に時間を測っています。
このような石が持つ振動(周波数)が、人間に影響を与えていることが考えられるのです。
水晶の効果や選び方は下記を参考にしてくださいね。
欧米諸国では保険適用
欧米諸国では保険適用でパワーストーンが使用されています。
海外なので、パワーストーンではなくクリスタルという表現が正しいです。
たとえば、イギリスは最初に天然石を代替医療として保険適用にした国です。
欧米諸国で医療に使われるのはクリスタルヒーリングというものです。
ヒーリングを行った臨床データを統計化し、開業医資格を取得するためのレクチャーや試験内容にも反映されています。
科学的根拠というのも大切ですが、臨床データはかなり重要です。
イギリスをはじめ欧州では代替医療に積極的なだけあって、クリスタルヒーリングや他の代替医療も膨大なデータを基に行っているのでしょう。
オランダの科学的研究論文
2016年に発表された、オランダの鉱物のミネラル周波数の研究論文(仮説)があります。
これは鉱物のミネラル周波数が人間が持つ振動周波数を変化させることができるという論文です。
振動周波数が変わることで体の状態に変化が起こる(起こさせる)というものです。
他にも米国国立衛生研究所では、人間における鉱物の振動と干渉について研究中です。
パワーストーンの効果の科学的な証明はなく、論文もかなり少ないです。
日本での科学的な研究は探しても見つかりません。
やっぱり効果なし?パワーストーンの現実
パワーストーンが採れる国はさぞかし幸福な街なんだろうなと感じますが、そうではありません。
現実を見ると効果なんてないんじゃないかと感じてしまう部分もあります。
スリランカのローズクォーツ
スリランカには地盤全体がパワーストーンでできている街があります。
その名もローズクオーツマウンテン。
スリランカのローズクォーツマウンテンは南アジア最大です。
ダンブッラ郊外にある国立公園「ナーマル・ウヤナ」という所にあります。
ナーマル・ウヤナはスリランカの国樹「セイロン鉄木」の国内最大の森があり、その森を抜けた先にあります。
ローズクォーツは愛と癒しのパワーストーンで、恋愛成就を意味します。
しかし、スリランカの現実は紛争が起きたり、貧しい生活を強いられています。
ローズクオーツの効果とは程遠い現実もあります。
ただ、ローズクォーツマウンテン自体は恋愛成就として人気があるパワースポットです。
スリランカのローズクォーツマウンテンから運ばれた水晶は、インドの世界遺産タージマハルにも使われています。
アフリカのダイヤモンド
アフリカ諸国では絶大な人気を誇るダイヤモンドが発掘される国です。
しかし、その背景には紛争ダイヤモンドの問題が現実としてあります。
通称ブラッドダイヤモンドと言われ、内戦地域から産出された非合法のダイヤモンドを指します。
ダイヤモンドの売却で得た外貨が武器調達の資金源となり、アフリカ諸国の内戦を深刻化させる要因となっているのです。
効果がないパワーストーンの使い方をしないこと
パワーストーンに科学的根拠がないことや、スリランカやアフリカの現実をどう受け取るのかは人ぞれぞれです。
持たないほうがいい人もいますからね。
科学的根拠がないとすぐに否定されがちですが、「科学的根拠がない=効果がない」ではありません。
効果があるかもしれないし、効果がないかもしれない、効答えはわからないということです。
効果がない人がいる一方でパワーストーンの効果を感じてる人がいるのも事実です。
ただし科学的な研究は進められていて、何の効果もないというのも嘘になります。
パワーストーンを扱う上で大切なのは、効果のない使い方をしないことです。
効果のない使い方の典型が、持つだけで願いが叶うと思っていることです。
買って満足、あとは放置。
パワーストーンの効果を実感するなら、パワーストーンを手に入れた後が重要です。
医学的には心身に良い影響があったり、心理的にもスピリチュアル的にも、パワーストーンはあなたが変わるきっかけをくれます。
パワーストーンで開運に繋げるためには、効果を意識してあなたが行動することを忘れないでください。
科学的根拠やパワーストーンに効果がないのは嘘!?のまとめ
パワーストーンの効果について、科学的な根拠は明らかではありません。
でも効果を科学だけに頼って、科学的根拠がないから嘘というのは乱暴です。
パワーストーンの効果を過信して持っているだけでは効果がないのでそこは注意してくださいね。