こんな鑑定はダメ!占い師にある3つのタブー
占いの業界には占っていいものとダメなものがあります。
比較的、よく知られている「占い師がやってはいけないタブー」を3つ紹介します。
占ってはいけない!3つの項目
生命や寿命に関すること
「何歳まで生きられるか」のような寿命って興味本意で知りたい人もいますよね。
死期や病気に適した占いもあるようですが、寿命や病気を断定することはタブーとされています。
誰でも結果が悪いと嫌な気分になるし、そもそも人の生死を占っても何の得にもなりません。
「占えません」と、占うことを禁止している占い師がいたり、鑑定したとしても断定したり直接的な表現を控えるなどの注意が必要です。
病気や治療のアドバイス
具合が悪く病気になっているのかなどの病気診断や、病気が治るかどうかの判断は医者でなくてはわかないことです。
また、占い師の鑑定結果を優先して、医者の治療の妨げになってしまう危険性があるので鑑定するのはやめましょう。
ただ、健康運を占うのは問題なく、生まれ持った体質を教えたり、対策などを教えることは可能です。
雑誌やインターネットでも書かれていることが多く、それくらいの範囲内であれば健康占いとしては問題ありません。
受験の合否
学校の受験や就職などの結果を伝えてしまうと、試験前なら影響が出てしまう可能性があります。
試験前に「合格しますよ」と聞いたら、「受かるからいいや」と気を抜いて勉強をおろそかにするなど。
何事も本人の努力が必要なので、安易に答えることはやめましょう。
その他
その他、ギャンブル、法律、不倫や常識を逸脱した性に関わる占いもNG!
もし、鑑定した場合は健康に関することなら「病院を変える」、不倫などの相談なら「やめておきなさい」といったアドバイスに留めて、最初から占わないというスタンスが無難です。
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タブーは占い師のトラブル防止になる
占い師にはタブーがいろいろとありますが、これは占い師やお客さんを守り、「トラブル防止」に繋がります。
例えば「病気が治りますよ」と断言したり、「●●すれば治りますよ」と治療方法のアドバイスをして、万が一、病状が悪化したら?鑑定結果と違う結果になったら?
相談者のことを思って鑑定したこと(伝えたこと)が、思わぬトラブルの引き金になるのです。
また、親身に答えているうちに、あなたにその気が無くても占いに依存させたり、霊感商法になっているここともあります。
そうなれば、下手すれば訴えられることもあるので、どこまでを鑑定するのかの線引きや、鑑定結果の伝え方や表現には注意しましょう。
お客さんとのトラブルの対処に不安があるなら、会社に所属するというのも選択の一つです。
また、完全匿名で安全に集客して収入を増やす方法もあります。
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さいごに
占いは当て物ではありません。
占い師が普通の人以上の立場になったり、「占い」の範囲を越えるものは鑑定をしないのが原則としてあります。
深い悩みを抱えている相談者も多く、占いの結果がその人の人生に大きく左右されることもあります。
占いのタブーを紹介しましたが、どんな相談内容も鑑定結果が良くても悪くても、伝え方や言葉選びには細心の注意を払いましょう。
人によって考え方はさまざまあるでしょうが、占いは問題解決や良い方向に進むための手段なので、プラスになるような、より良い未来を歩むためのアドバイスを意識するのが良いと思います。